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生活習慣病とは?予防・改善のポイントを尼崎・塚口の内科が解説|管理栄養士が伴走

この記事の執筆者 森川 髙司(もりかわ たかし)|医療法人煌仁会 森川内科クリニック 理事長 内科医

約30年にわたり地域の内科診療に従事。糖尿病・高血圧・脂質異常症など生活習慣病の診療と予防に力を入れ、常勤の管理栄養士とともに一人ひとりに合わせた食事・栄養指導を行う、尼崎・塚口のかかりつけ医。

「健康診断で血圧やコレステロールを指摘されたけれど、そのままにしている」——そんな方へ。生活習慣病とは何か、放っておくとどうなるのか、そして今日から何ができるのかを、尼崎・塚口の森川内科クリニックがやさしく解説します。当院では常勤の管理栄養士が、一人ひとりに寄り添って食事をサポートします。

まず結論:生活習慣病は「予防できる・改善できる」病気です

要点は3つです。

  1. 1 生活習慣病は、毎日の食事・運動・喫煙・飲酒などが関わる病気で、多くは予防・改善できます。
  2. 2 自覚症状が乏しいまま動脈硬化が進み、放置すると心臓病や脳卒中につながります。早めの見直しが大切です。
  3. 3 当院は医師と常勤の管理栄養士が連携し、フードモデルを使った分かりやすい栄養指導で改善を伴走します(ご家族の同席も歓迎)。

生活習慣病とは?

結論:食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、発症や進行に関わる病気の総称です。
かつては「成人病」と呼ばれましたが、子どもを含め一生を通じて予防が大切という考えから、近年は「生活習慣病」と呼ばれます。

子どもから高齢者まで三世代の家族のイラスト

どんな病気が含まれるの?

結論:糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム・脂質異常症・高血圧・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・がんなどが含まれます。
これらを放置すると動脈硬化が急速に進み、循環器の病気や重い合併症に進展するおそれがあります。関連する病気は、それぞれ詳しいページでも解説しています。

メタボリックシンドロームは何が問題なの?

結論:内臓肥満に、高血圧・高血糖・脂質代謝異常が重なった状態で、心臓病や脳卒中になりやすくなります。

動脈硬化の危険因子(高血圧・喫煙・糖尿病・脂質異常症・肥満)は、単独でも進行させますが、重なると程度が低くても危険が高まります。

食べすぎや運動不足が背景にあるため、生活習慣の改善が予防の柱です。

おなかまわりが気になる男性のイラスト

脂質異常症は、なぜ気をつけるべき?

結論:LDLコレステロール(悪玉)・HDLコレステロール(善玉)・中性脂肪の異常はいずれも動脈硬化を進めるためです。

LDLが高い主な原因は、飽和脂肪酸やコレステロールのとりすぎ。中性脂肪は、甘いもの・お酒・油もの・糖質、砂糖入り飲料のとりすぎが要因です。

食事の見直しと運動・減量で改善が期待できます。

ビールや揚げ物など脂っこい食事をとる人のイラスト

高血圧と塩分には、どんな関係があるの?

結論:日本人にとって高血圧の最大要因のひとつが食塩のとりすぎで、減塩が予防の要です。

高血圧の多くは原因のはっきりしない本態性高血圧で、食塩過剰・肥満・飲酒・運動不足・ストレス・遺伝などが組み合わさって起こります(なお、睡眠時無呼吸症候群は二次性高血圧の原因になります)。

進行して動脈硬化になると、狭心症・心筋梗塞・心不全、脳梗塞・脳出血などの脳卒中、認知症のリスクが高まります。

焼き魚にしょうゆをかけるなど塩分をとりすぎている男性のイラスト

減塩の目安

  • 健康日本21(第二次)の目標値:1日8g未満。
  • 日本人の食事摂取基準(2020年版)の目標量:成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満。
  • 日本高血圧学会:高血圧のある方は1日6g未満を強く推奨。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と高血圧の関係

音声はこちらからお聞きいただけます

放っておくと、どうなるの?

結論:自覚症状が乏しいまま動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中など命に関わる病気につながります。
生活習慣病は「気づきにくい」ことが怖いポイント。だからこそ、健診で指摘された段階での見直しが、将来の重症化を防ぎます。

どんな人がなりやすいの?

結論:運動不足・食習慣の乱れ・喫煙・ストレスが重なる方です。

運動不足 食習慣の乱れ 喫煙 ストレス

発症には、遺伝要因、外部環境要因(病原体・有害物質・ストレッサー)、生活習慣要因(食生活・運動・休養・喫煙・飲酒など)が関わります。変えられるのは生活習慣要因。ここに早く手をつけることが予防の近道です。

疾病の発症 遺伝要因 遺伝子によるもの 外部環境要因 病原体・有害物質 ストレッサーなど 生活習慣要因 食生活・運動・休養 喫煙・飲酒 精神活動パターンなど

今日からできる食生活チェック

ひとつでも当てはまる方は、見直しのサインです。

  • 健診でコレステロールや血圧が高いと指摘され、そのままにしている。
  • 外食が多い。野菜を毎食食べていない(目標は1日350g)。
  • 早食い(20分以内に完食)。満腹になるまで食べてしまう。
  • サプリや健康食品を使いたいが、選び方が分からない。

当院の強み:管理栄養士による栄養指導

当院には管理栄養士が常勤し、患者さん一人ひとりに合わせて食事を一緒に見直します。実際のフードモデル(食べ物の見本)を使い、「どれくらいが適量か」を目で見て分かるように、楽しくお話しします。ご家族の同席も大歓迎です。

食事の見直しは、生活習慣病の発症予防にも、合併症の重症化予防にも役立ちます。

栄養指導のイメージ
当クリニックで使用するフードモデルの写真
栄養指導で使用するフードモデルです。 栄養指導ではこのような食べ物の見本を使って楽しく食事療法のお話をしています。 ご家族の方と同席の参加も大歓迎です。お気軽にスタッフまでお声がけください。

今日からできること

  1. 健診結果(血圧・コレステロール・血糖)を引っぱり出して見直す。
  2. 味噌汁・麺類の汁を残すなど、まず1つ減塩の工夫を試す。
  3. 毎食、野菜を一品増やす(1日350gが目安)。
  4. 「当てはまるかも」と思ったら、自己判断せず内科・管理栄養士に相談する。

まとめ

生活習慣病は、自覚症状が乏しいまま進む一方で、毎日の習慣を見直せば予防・改善できる病気です。「健診で指摘されたけれど、何から始めれば…」という方こそ、お気軽にご相談ください。医師と管理栄養士が、無理なく続けられる方法を一緒に考えます。

生活習慣が気になったら、お気軽にご相談ください

森川内科クリニック(医療法人煌仁会)

  • お電話:06-6439-7337/再診・初診のWeb予約も承っています。
  • 所在地:兵庫県尼崎市上坂部1丁目4の1 ミリオンタウン塚口2階(万代2階・駐車場無料)。
  • JR塚口駅から徒歩3分。日曜も診療(受付10:00〜13:00)。木・金は夜20:00まで受付。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 生活習慣病とは何ですか?
A. 食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、発症や進行に関わる病気の総称です。糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム・脂質異常症・高血圧・COPD・がんなどが含まれます。
Q2. 自覚症状がなくても受診したほうがいいですか?
A. はい。生活習慣病は自覚症状が乏しいまま動脈硬化が進むことが多く、健診で血圧やコレステロール、血糖を指摘された段階での見直しが、将来の重症化予防に役立ちます。
Q3. 生活習慣病は何科に相談すればいいですか?
A. まずは内科でご相談いただけます。当院では医師の診療に加え、常勤の管理栄養士が食事・栄養指導でサポートします。糖尿病・高血圧・脂質異常症などを総合的に診ます。
Q4. 減塩はどのくらいを目標にすればいいですか?
A. 健康日本21(第二次)では1日8g未満、日本人の食事摂取基準2020年版では成人男性7.5g未満・女性6.5g未満が目安です。高血圧のある方は、日本高血圧学会が1日6g未満を強く推奨しています。
Q5. 栄養指導ではどんなことをしますか?
A. 管理栄養士が、普段の食習慣をうかがいながら、フードモデル(食べ物の見本)で適量を分かりやすくお伝えします。無理のない改善を一緒に考え、ご家族の同席も歓迎しています。
Q6. 生活習慣病は予防できますか?
A. 多くは予防・改善できます。生活習慣要因(食生活・運動・喫煙・飲酒など)は変えられる部分です。早い段階から見直すことで、発症や重症化を防ぎやすくなります。

参考・出典